ご挨拶

 

カトリック末吉町教会のホームページにようこそ。

 カトリック末吉町教会には、日本共同体・中国共同体・フィリピン共同体、韓国共同体、ベトナム共同体があり、また、その他、多くの国々の方がともに集い、祈りをささげています。横浜では19世紀の開港以来、1862年には居留地の中にカトリックの聖心教会(現在の山手教会に受け継がれています)が献堂され、福音宣教が再開されました。邦人向けの教会としては、当教会の前身の聖堂が浅間下に1872年に献堂され、1874年以来、洗礼式が行われ、たくさんの神様の子供が誕生してきました。

 現在の聖堂は、前身の聖堂が2011年3月11日の東日本大震災で使用できなくなったことにより、2014年8月10日に横浜教区長ラファエル梅村昌弘司教様によって献堂式が執り行われた新しい聖堂です。神様の家である教会は誰にでも開かれています。多くの方々がいらして下さることを心からお待ちしております。

カトリック末吉町教会 主任司祭 髙橋慎一神父

カトリック教会とは

イエス・キリストの教えと生き方、そして復活を信じる。これこそがカトリック教会の教えの根 源です。これはミサの中で唱えられる「使徒信条」にあらわさせています。 そのイエスの教えと生き方、復活が記されいる物が新約聖書です。新約聖書はイエスとの出会い、 この方を「キリスト(救い主)と信じた弟子たちや人々の喜びを記した、いわば信仰の証言葉のこ とで、人類の偉大な遺産として、いつの時代でも人々に生きる光と 力を与え続けて来ました。イ エス・キリストは、弟子の中から12人を選び「使徒」としました。そしてペトロに使徒の頭とし て特別な使命を委ねました。使徒たちは各地に宣教し、キリストを信じる者たちの共同体、すな わち教会をつくり、自分たちの後継者を定めました。ペトロはローマに行き、教会をつくりまし たこのペトロの後継者がローマ司教、すなわちローマ教皇です。そして使徒たちの後継者が世界 中で働いているのが司教なのです。このカトリック末吉町教会も、その共同体のひとつなのです。

ミサ とは

キリストが復活したのが日曜日だったので、初代教会では、信者たちは日曜日を「主日」とし、キリスト が「最後の晩餐」で定めた、彼の死と復活を記念する式に集まっていました。これがカトリック教会のミ サの起源です。 現在のミサは、起源を尊重しつつも、恵みをいただくだけでなく、参加する皆が一緒に捧げるミサとなっ ています。 ・開祭 開祭の挨拶と罪の許しを願います。 ・み言葉の典礼 聖書朗読を聴き、神様の言葉をあじわいます。 ・感謝の典礼 「最後の晩餐」にならった祈りを捧げます。 ・交わりの儀 イエスに教えられた「主の祈り」を唱え、「平和の挨拶」の後に聖体拝領を行います。 洗礼を受けていない方は聖体拝領を受けることは出来ませんが、祝福を受けることは出来ます。 ・派遣 (閉祭) ミサで受けた恵みを普段の生活で活かせるように派遣されます。 また、ミサはクリスマス(イエスの誕生を祝うミサ)をはじめ、イースター(イエスの復活を祝うミサ)など大 きなお祝いを伴うミサもあります。 ミサはだれでも参加することが出来ます。 解らない事があれば、気軽に声をかけて下さい。