ごあいさつ

末吉町教会 小教区管理者 保久 要神父

2022年6月1日付けで末吉町教会の小教区管理者の任命を受けました、保久(やすひさ)要(かなめ)と申します。末吉町教会では2007年から2008年にかけて、小教区管理者を半年ほどつとめておりましたので、今回は2度目の任命となります。突然の人事異動に皆様驚きと戸惑いを感じられていることでしょう。ご存知の通り、濱田神父様はこれまでとても熱心に宣教司牧活動にあたって来られました。しかしあまりにも多忙でオーバーワークとなり、体調を崩されてしまいました。少し休養が必要との判断から、療養されることになりました。濱田神父様の回復のためにどうかお祈りください。

 私は末吉町教会と同時に港南教会の小教区管理者にも任命され、さらに教区の事務局長も兼務しておりますので、なかなか時間がとれないと予想されます。皆様にはご不便とご迷惑をおかけすると思いますが、しばらくのあいだご辛抱願えればと存じます。

 横浜教区での小教区管理者任命には、2通りのケースがあり、一つは規定により75歳で主任司祭を引退した後、継続して主任司祭とほぼ同じ仕事をする場合です。もう一つが今回の末吉町、港南両教会のケースで、主任司祭が任命されるまで、暫定的にその小教区をあずかるものです。おそらく来春の復活祭後には主任司祭が任命されると思います。

 なんとも不安なお気持ちになる方も多いかと思われますが、よいこともあります。主日のミサはこれから第3地区の神父様方がかわるがわる来てくださいます。従来のように1つの教会に1人ずつ主任司祭がいる形ですと、他の小教区に出向いて行かない限りほかの司祭のミサに与る機会がなかなかありません。昨今コロナ禍で参列者が制限されている中ではなおさら難しいことです。それがこれからは、末吉町教会にいながらにして、いろいろな説教が聞けるのです!せっかくの機会ですから、どうかワクワクしながら毎週楽しみにしてください。

 教会は司祭のものではなく、キリストに呼び集められたすべての者の共同体です。ともに呼ばれた者として、これからご一緒に歩んでいきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

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